「キング・クリムゾン/ザ・グレイト・ディシーヴァー~ライヴ1973-1974」定価: ¥ 9709#CD・DVD#キングクリムゾン #クリムゾンキング#帯付き #boxCD4枚組です。ケースの1枚ににひび割れがあります。King Crimson The Great Deceiver Live 1973-74『Frame By Frame(紅伝説)』のリリース翌年の1992年、キング・クリムゾンは『The Great Deceiver』というボックスセットをリリース。1973年から74年までに限定しつつ未発表音源4枚組というヴォリュームは、当時も今も革新的だ。このときのラインナップは、ロバート・フリップ、ビル・ブラッフォード、ジョン・ウェットン、デヴィッド・クロスです。時期的には『Larks’ Tongues In Aspic』『Starless And Bible Black』リリース前後のツアーで、『Red』に収録されている曲も既に演奏されている。フリップ&イーノの『No Pussyfutting』のイントロを経て『Larks’ Tongues In Aspic Part 2』ではじまるオープニングから既に圧巻。収録曲は1973年体制以降が大半だが、ウェットンが歌う『20th Century Schizoid Man』は結構新鮮だ。キングクリムゾンは、最初の5枚ぐらいのアルバムが最高に素晴らしいですが、このライブCDに含まれる音源も素晴らしいです。各メンバーの演奏は、決して共存ではないが、といってぶつかり合っているわけでもない。結果生み出された世界観は、プログレッシヴ・ロックの極点に達しているのではないか。英文版と日本語版のブックレットは、細かい字で多いページで読みづらいが、音源を聴いただけではわからないバンドの状況を、補完してあまりある情報だ。このボックスに先駆けてリリースされた(当時の)キャリア横断ボックスセット『Frame By Frame(紅伝説)』についてのメディア評も掲載されていて、フリップの中ではこの2つのボックスは姉妹作の位置付けなのかもしれない。素人日常保管の為汚れイタミあり。神経質な方はご遠慮ください。